技術と環境
北海道では、本州に比較し積雪寒冷地、軟弱地盤という特徴を有する地域で土木施工に当たっても環境に対応した工法や対策が講じられてきた歴史があります。昨今、地球温暖化によると思われる集中豪雨など極端な気候が懸念される一方、北海道においても度々大規模な地震による被害が発生しその対策が課題となっています。
この講習会では、北海道特有の地質や気候等の自然環境を踏まえ、土木施工管理技術の習得のため、自然由来による重金属等の対策、北海道における近年の大雨や地震による被害に際しての地盤対策、また、寒地施工技術として、積雪寒冷地域における冬期土工、AI画像認識を用いた路面雪氷推定システムの開発、堤防決壊時に行う緊急対策工事の効率化等について関係教育機関及び研究所から講師をお迎えし、講義をしていただきます。
この講習会では、北海道特有の地質や気候等の自然環境を踏まえ、土木施工管理技術の習得のため、自然由来による重金属等の対策、北海道における近年の大雨や地震による被害に際しての地盤対策、また、寒地施工技術として、積雪寒冷地域における冬期土工、AI画像認識を用いた路面雪氷推定システムの開発、堤防決壊時に行う緊急対策工事の効率化等について関係教育機関及び研究所から講師をお迎えし、講義をしていただきます。
【CPDS=継続学習認定講習〈7ユニット〉】
◇ 札幌地区 (定員100名)
本講習会は、募集を締め切りました。
ご協力ありがとうございました。
<講習月日>
令和6年12月2日(月)9時00分から16時40分まで(受付は8:30から)
<講習会場>
TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前 ホール5C
札幌市中央区北4条西6丁目1 毎日札幌会館 5階
地図はこちらから
<講習内容>
- 1.自然由来重金属等の対策と公共事業におけるコスト縮減
- 2.積雪寒冷地域おける冬期土工について
- 3.AI画像認識を用いた路面雪氷推定システムの開発
- 4.堤防決壊時に行う緊急対策工事の効率化に向けた検討資料
- 5.北海道における地盤災害とその対策
<講 師>
1. 独立行政法人国立高等専門学校機構 旭川工業高等専門学校 校長 |
北海道大学 名誉教授・客員教授 | 五十嵐 敏文 氏 |
2. 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所 寒地基礎技術研究グループ 寒地地盤チーム |
統括主任研究員 | 武藤 秀樹 氏 |
3. 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所 寒地道路研究グループ 寒地交通チーム |
研究員 | 齊田 光 氏 |
4. 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所 寒地水圏研究グループ |
上席研究員(特命) | 前田 俊一 氏 |
5. 室蘭工業大学大学院工学研究科 もの創造系領域土木工学ユニット |
教授 | 木幡 行宏 氏 |